数年前から睡蓮鉢にメダカを飼っていた。

家の神様(奥様)の幼稚園のママ友が「子供に育てさせたい」とのことで、
「家に沢山いるから分けてあげる」と家の神様。

「仰せ付け」により4~5匹すくい出し小さな水槽に入れお渡しした。

2~3日後、ママ友より「あれはメダカではなく『カダヤシ』で
むやみに放流してはいけない種よ」とのこと・・・・

カダヤシを調べてみると
2006年外来生物法施工令により特定外来生物。
2009年時点で国際自然保護連合(IUCN)が選定した世界の侵略的外来種ワースト100
および日本生態学会が選定した日本の侵略的外来種ワースト100に選定される輩。

しかしこれで数年間の謎が解けた!

睡蓮鉢の水が濁ろうと、真夏の直射日光で水が高温になろうと、
真冬に氷が張り雪が積もろうと力強く生き延びてきた謎が!! 

子供たちの反応は、
数年間、餌をやり眺めていたので愛情があるせいか、
「パパが処分しておくから」と言うと
「どうするの?」「処分ってどういうこと?」最後には「殺すの?」と・・・・

出かけているうちに「処分」した。

そんな時、別のママ友が
「実家の近くの喫茶店のママが沢山育てていて、誰か貰ってくれないかしらと言っていた」
という情報。

家の神様とママ友は「お願い~」と言うことで、
またまた「仰せ付け」により、あらためてネットで“メダカの育て方”を検索調査。

いただく3日前からカルキを抜くため睡蓮鉢に水を張り、
水草や鉢の底に敷く砂利を購入。

メダカの生死に対しての神様からの責任追及を恐れ、
購入した砂利は説明書通り、いやそれ以上に「濁りがなくなるまで水洗い」

到着したメダカは生まれたての稚魚であった。

以前、よく通っていた円頓寺商店街の居酒屋「富士屋」の、
いかつい大将が「メダカは可愛いよ」と言っていたのを思い出した。

本当に「結構可愛い」

私の責任(生死)がかかっているので「生き延びてくれ」と願うばかり。

まあ人生は「カダヤシ」のように生きたいものだが・・・・